純正バッテリーの交換が4~5年で必要になる印刷業の7FBE18(三輪車)をリチウムに交換

お客様概要

  1. 1日8時間+α稼働の印刷業の企業様
  2. 7FBE18(三輪車) 
    2012年8月購入
    2016年4月バッテリー交換(純正品) ~ 4年の寿命
    2020年8月使用不能 ~ 4年の寿命
  3. 使用時間は15,900時間(2020年8月) ~ 1日 8時間程度の長時間使用
  4. バッテリー診断結果 = 1セル機能停止で使用不可能

リチウム交換後の稼働状況

  1. 稼働時間():1日5~9時間程度
  2. 充電時間():1日2~4時間程度。車載充電器で充電しています。
  3. リチウムイオンバッテリーの容量は貸出期間のため560Ahでテストしていますが、導入するのは280Ah。560Ahで20%程度の放電。

充電残量(%)

  1. 現在のところ車載充電器で充電していただいてます。
  2. 昼休みに充電してご使用いただいてます。
  3. 1日最大9時間稼働で560Ahの40%程度放電しています。
  4. 280Ahバッテリーと高速充電器の組み合わせが最適です。

充電電流

  1. 車載充電器で充電して50~60Aの能力です。
  2. 280Ahのバッテリーを150Aの高速充電器で充電することで、昼休みの1時間で50%程度充電可能です。

放電電流

  1. 交換前の鉛バッテリーは390Ah容量。1日平均80%放電に相当します。サイクル寿命は1100サイクル程度。1年250日使用して4.4年。
  2. 大電流(150A)の放電があるのも寿命が短くなる要因です。150Aは390Ahの3時間率を超えています。
  3. 280Ahリチウムイオンバッテリーの期待寿命は10年となります。純正バッテリーと同等の価格ですのでかなりのコストメリットです。